名古屋鉄道 - MEITETSU

第8回名鉄コンテスト結果発表!

第8回名鉄写真コンテスト結果発表!

第8回名鉄写真コンテストの結果を発表します!
たくさんの方にご応募いただき、ありがとうございました。今年も写真コンテストの審査員を務めていただいた、
鉄道フォーラムの伊藤先生から、採用写真についてコメントをいただきました。

◇◇総評◇◇
2026年版への作品応募数は、例年に比べて少なくなりました。一方、全体のレベルは上がりました。しっかり被写体
をみて、感じたことを写しとった作品が中心で、選者としては採用したい作品を取り上げられないという、
うれしい悲鳴状態での選考となりました。
ただし、例年のことですが夏場の作品が少なく、桜や紅葉など気候が良くて表現しやすい時季の作品応募が多い傾向です。
また、過去に採用したものと同じ傾向の作品を応募されるケースがありますが、これはその作品が良くてもカレンダーの
性格上、最初に選から洩れます。2027年版に応募に向けての参考にしてください。


受賞した写真で「2026名鉄電車カレンダー 四季彩風景」を作成いたしましたので、当社沿線の美しい風景の数々を
お楽しみください。

受賞作品発表(壁掛型)

タイトル「反転疾走」

撮影者:山本 悟
撮影区間:名古屋本線 木曽川堤駅~黒田駅

◇寸評◇
ミュースカイとブルーミュースカイ、その反転した色の様子を順光と流し撮りで表現した秀作です。

タイトル「冬がはじまるよ」

撮影者:山本 洋敬
撮影区間:広見線 顔戸駅~明智駅

◇寸評◇
凍り付くような早朝に明るい陽が差したところに、白帯の6000系が元気よくやってきた…美しい作品です。

タイトル「桜の隙間を覗いてみると・・・」

撮影者:都築 健太郎 
撮影区間:各務原線 新那加駅~市民公園前駅

◇寸評◇
新境川の両岸に咲き誇る桜、その様子をアウトフォーカスで写すことで春真っ盛りをうまく表現しています。

タイトル「早朝シンメトリー」

撮影者:寺澤 秀樹 
撮影区間:名古屋本線 富士松駅~豊明駅

◇寸評◇
田植え直後の無風の田んぼに、昇ったばかりの太陽が工事臨の姿を映し出す。寸分の隙もないベテランならではの見事な作品です。

タイトル「名鉄×WAO!」

撮影者:横井 規和 
撮影区間:犬山線 江南駅~柏森駅

◇寸評◇
見た瞬間「ワォッ!」と言ってしまった、正統派の「MEITETSU WAO!」列車写真ですね。

タイトル「祭り人」

撮影者:間瀬 紳一郎 
撮影区間:常滑線 太田川駅

◇寸評◇
大田まつりの山車が太田川駅前に集結した後方には、名鉄電車が上限に1編成ずつ。見事にシャッターチャンスを活かした作品です。

タイトル「夜を駆け抜ける」

撮影者:神谷 昌則
撮影区間:名古屋本線 東枇杷島駅~犬山線 下小田井駅

◇寸評◇
夜の帳が下りるころ、名駅高層ビル群をバックにやってきたブルーミュースカイには、家路を急ぐ人々が乗っていることでしょう。

受賞作品発表(卓上型)

タイトル「貫禄勝ち」

撮影者:西川 一隆
撮影区間:空港線 りんくう常滑駅
◇寸評◇
特急列車のすれ違い、しかも2000系ミュースカイの青と2200系の赤のコントラストが美しい、見事な瞬間を捉えています。

タイトル「舞木検査場」

撮影者:細井 哲雄
撮影区間:名古屋本線  藤川駅~名電山中駅

◇寸評◇
舞木検査場で憩う1200系パノラマスーパーを横目に、同系のMEITETSU WAO!が走り去る構図は、その作画意図が明らかでお見事です。

タイトル「春待ち雪」

撮影者:鈴木 隆明
撮影区間:広見線 富岡前駅~善師野駅

◇寸評◇
雪景色のなか、右上にあるトンガリ屋根の建物が印象的で、こんな構図があったのかと感心させられた秀作です。

タイトル「鯉のぼり揺らぐ河原を」

撮影者:山上 真太朗
撮影区間:蒲郡線 蒲郡競艇場前駅~三河鹿島駅

◇寸評◇
鯉のぼりを澄み切った青空に大胆に泳がせた構図は、満開の桜とともに春のワクワク感を表現できています。

タイトル「大樹と桜」

撮影者:吉田 裕也
撮影区間:名古屋本線 木曽川堤駅~笠松駅

◇寸評◇
空に浮かぶ白い雲と満開の桜、そこを名鉄スカーレットの電車がトコトコと走る、春爛漫の景色ですね。

タイトル「夕方の田園を走る」

撮影者:牧野 精一
撮影区間:蒲郡線 西幡豆駅~東幡豆駅

◇寸評◇
田植えを終えた田んぼは間もなく日没。家路につく人を乗せた電車から漏れる明かりが、郷愁を誘います。

タイトル「夜を駆ける」

撮影者:土屋 友成
撮影区間:河和線 加木屋中ノ池駅~高横須賀駅

◇寸評◇
終電後に走る保守用列車は、梅雨時で湿気が多いためでしょうか、前照灯の光が長く伸びて幻想的です。

タイトル「エピローグ」

撮影者:石原 圭二 
撮影区間:犬山線 犬山遊園駅~新鵜沼駅

◇寸評◇
犬山橋を渡る電車を、犬山城だけと対比させた思い切った構図が成功しています。

タイトル「夏の青」

撮影者:明石 雅之
撮影区間:名古屋本線 妙興寺駅~島氏永駅

◇寸評◇
夏の白い雲がモクモクと沸くなか、真っ青な空と名鉄スカーレットの対比は映えますね。

タイトル「秋を彩る曼殊沙華」

撮影者:岩田 幹生
撮影区間:広見線 顔戸駅~御嵩口駅

◇寸評◇
彼岸花を大胆に引きつけて、秋らしい濃い色の青空をバックにした構図はお見事です。

タイトル「十五の夜」

撮影者:山本 洋敬
撮影区間:広見線 明智駅~顔戸駅

◇寸評◇
満月と踏切の明かりの対比は露出の選択がきわめて難しいものですが、それを見事に写し止めています。

タイトル「犬山橋を渡る」

撮影者:横井 規和
撮影区間:犬山線 犬山遊園駅~新鵜沼駅

◇寸評◇
かつての併用橋“犬山橋”は、いまも人気の撮影地です。そこで余計なものをそぎ落とした迫力のある構図は、列車写真のお手本です。

タイトル「冬の本線を駆ける」

撮影者:太田 健一
撮影区間:名古屋本線 富士松駅~一ツ木駅

◇寸評◇
早々と陽が沈む年末、その名残惜しい雰囲気を逆光でみごとに表現しており、たしかなカメラアイを感じます。