名古屋鉄道 - MEITETSU

4000系

瀬戸線用車両

解説

2008(平成20)年8月に瀬戸線の栄町乗り入れから30周年を迎え、車両の近代化を図るため同線専用の通勤型車両4000系(2M2T組成)を新造した。

瀬戸線では初となるステンレス車体とし、主要機器は当社で主流となっているVVVF制御・電気指令式ブレーキ・ワンハンドルマスコンおよび車両の各機器を一括管理する車両情報制御装置(TICS)を採用している。

また、当社の通勤型車両では初めて各ドアの上部にカラー液晶画面の表示器を取付け運行案内など、お客様へわかりやすい情報提供をしている。

主要機器の選定では振動や騒音など沿線環境に配慮した実績のある機器を導入し、バリアフリーに対しては扉位置を示す点字表記、扉付近の床面や優先席付近の吊革およびスタンションポールを黄色にするなど、バリアフリー整備ガイドラインに準拠することで"人と環境にやさしい省エネ車両"としている。

2014(平成26)年に瀬戸線の全編成が4000系に置換わった。