名古屋鉄道 - MEITETSU

300系

解説

2002(平成14)年4月に上飯田連絡線の相互直通運転専用車両として、300系(2M2T組成)8編成がデビュー。20m車体の片側4扉車で座席配置は混雑時とオフピーク時の居住性向上のため、ロングシートとクロスシートの併設とした。当社初のステンレス車体を採用したほか、VVVF制御・純電気ブレーキを採用して使用電力低減を図るなど、環境面で地球にやさしい車両となっている。車載機器はワンマン運転を前提とした機器配備にし、運転台からお客さまの乗降確認ができる対列車映像伝送装置やホームドア対応機器を備える。また、以降の標準装備となる車両の各機器を一括管理する車両情報制御装置(TICS)や戸挟み検知付の電気式戸閉機を、当社で初めて採用し安全性の向上と輸送コストの低減化・省力化を図っている。