Interview

人のために役に立つこと、
誰かが喜んでくれること、
そんな仕事が名鉄にある。

Yuichi.K
デジタル推進部 ITシステム担当
2017年入社 工学部卒

前職

照明器具メーカー

大学卒業後、テレビ番組の制作会社に就職。情報番組やバラエティ番組でアシスタントディレクターを務めた。その後、LED照明を取り扱う会社に転職し、営業や販促業務を約9年間担当。

現在

ITシステム開発・運用

自社におけるシステムやネットワークの開発、グループ全体で共同利用するインフラの保守運用等を担当するチームをマネジメントしている。グループ全体のITに関する方針策定にも携わっている。

EPISODE-01入社動機

地元で誰かの役に立つ仕事に就きたい。
地域住民の日常を支えている名鉄に惹かれた。

私は大学で電気電子工学を学び、IT分野を専攻しました。ここで出会ったのがプログラミング。しかし、この作業は私には合わず、プログラミングが関連するIT業界への就職は全く考えませんでした。そこで面白そうと思って飛び込んだのがテレビ業界で、キー局にてアシスタントディレクターを務めました。仕事は厳しかったものの、充実していました。一方で、私は元々地元志向が強く、「将来的に地元である愛知県で働きたい」という想いも抱いていました。それを実現するために、テレビ番組制作会社は4年で退職し、名古屋の企業に転職することになったのです。仕事はLED照明の営業や販促業務。約9年間勤務しました。

30代後半に差し掛かった頃、再び東京に転勤していた私が考えるようになったのは、働く場所を含めた「仕事」そのものについてです。仕事は「どの場所で」「誰の役に立っているか」が大事なことだと思いました。そして、しっかり地元に根をおろして働きたいと考えたときに、頭に浮かんだのが名古屋鉄道です。名古屋鉄道は地域の人々の日常を当たり前に支えている存在であり、より多くの人々の役に立てる仕事ができると思い、入社を決めました。また採用選考を経ていく中で、魅力的な人との出会いもあり、このような人たちと働きたいと思ったことも入社を決めた理由の一つです。

EPISODE-02現在の仕事

システム、ネットワークの安定稼働とエリア版「MaaS」アプリ「CentX」の進化を目指して。

所属する部署は自社のシステムやネットワークの開発、グループ全体で共同利用するITインフラの運用保守を担っています。私の役割は、ITシステム担当における業務全般をマネジメントすることで、システム、ネットワークを適切に稼働させることです。
また、兼務している経営戦略部の業務の一環として「CentX」の開発にも携わっています。CentXは、沿線・地域の様々な交通、生活、観光サービスをシームレスでストレスフリーに繋ぐ、いわゆるエリア版MaaSアプリです。リリース以降も、利用者の声を取り入れながら新機能追加、改善等を進めています。今後もCentXの利用拡大に向けて、さらなる進化を模索していきたいと考えています。

EPISODE-03仕事のやりがい

ITインフラの安定稼働で地域の人々の生活を支える。社会貢献度の高さに感じるやりがい。

私の部署はシステムやネットワーク等のITインフラの安定稼働を担っていますが、どれだけ懸命に業務に取り組んでも、システム障害を完全にゼロにすることはできません。実際に、システムやインフラで予期せぬ障害が発生したこともあり、多くの方にご迷惑をおかけしてしまったこともあります。そうしたときに重要なのは、「なぜ障害が発生してしまったのか」を考え、真摯に原因究明にあたり、再発防止に繋げていくことです。

私は、「この仕事は誰のためにやっているのか」「この仕事で誰が喜ぶのか」と、前職のときから自問自答してきました。現在の仕事は、その答えが明確に存在します。それは言うまでもなく、この地域の人々です。「何も起こらないのが当たり前の日常」を維持・継続することで、今後もこの地域の人々の生活を支えていきたいと思っています。

EPISODE-04今後のキャリア

大局観を持った人材に成長することが目標。多くの人の役に立つ仕事に取り組んでいきたい。

自社内を含めたグループ各社のITに関連した課題に対して、明確な解決方法を示すことができる人材に成長したいと思っています。管理職としての適切なマネジメントはもちろん、IT部門のプロとして私自身が常に最新の専門知識を身につけることが重要だと考えていますので、自分なりに日々研鑽を積んでいます。
また、諸先輩方の背中を追いかける中で、大局観を持った人材に成長することが重要だと考えるようになりました。IT部門のみならず、会社全体としての最適解を導き出すことが今の私に求められている役割だと感じています。

今後、どのようなキャリアを歩むにせよ、多くの人の役に立つ、家族に誇ることができる仕事に取り組んでいきたいと思っています。そして歳を重ねたとき、「仕事はやり切った。悔いはない」と思える、そんな人生を名古屋鉄道の中で歩んでいきたいと思っています。