地域とともに作り上げる「名鉄商店」
魅力の発信により地域価値向上に貢献する。

Seiichi.H

名鉄生活創研 
経営企画室 
事業企画担当(出向)
2017年入社 経済学部卒

Career Step

Step1
鉄道現場研修後、飲食店運営会社「名鉄レストラン」へ出向。いくつかの店舗で接客や店舗運営に携わる。お客さまへ直接サービスを提供する現場の重要性を身に沁みて実感。お客さまが何を求めているのか、何が正解なのか、多角的な視点が磨かれた。
Step2
経営戦略部へ配属。中期経営計画の策定や新規事業の立案を担当した。新規事業を考える中で、社会のあらゆる出来事にアンテナを張り、大企業からベンチャー、行政など様々な人と関わることで視野が広がり、新たな知識も吸収した。
Step3
「名鉄生活創研」へ出向。経営企画室に配属。経営戦略部在籍時から企画検討を行っていた、新しいコンセプトのお土産屋「名鉄商店」の立ち上げに携わる。商品企画や開発、マーケティングなど、プロジェクトの中心的役割を担う。

入社動機・仕事内容

名古屋で生まれ育った私は、このエリアの魅力を発信し盛り上げることで、地元に貢献したいという想いがありました。
地元企業の中でも名古屋鉄道を志望した理由は、鉄道事業をはじめ、人々の生活をあらゆる面からサポートしている企業であるため、このエリアを多方面から支え、動かしていくことができると思ったからです。
さらにグループの幹部候補として様々な経験ができると聞き、常に成長を求めている自分にとって、絶好のフィールドだと感じました。また採用担当者や先輩との面談を通じて、社風が自分に合っていると感じたことも、入社を決めた理由の一つです。

現在は、「名鉄商店」の店舗運営に携わっています。
名鉄商店では愛知県・岐阜県の食品メーカー等とのコラボレーションによって、新しい土産物の開発・販売を行っています。事業コンセプトは「地域を食べる、地域をアゲる、地域へ還す。」。地域の魅力を「食」を通じて発信し、地域価値を向上させることをテーマとしています。地元企業との商品企画・開発を中心としながら、LINEやInstagram等のSNSを駆使したマーケティングなど、業務は多岐にわたります。オープンまでは、どのような商品が新しい価値を生むか、地元企業と何度も協議を行ってきました。今後は、より地元から愛される店舗に育てていきたいと考えています。

仕事のやりがい

地元の多くの企業と商品開発を進める中で、様々な人との出会いがあり、多様な知見を積むことができました。それらを自身の武器として「名鉄商店」をオープンし運営していることは、地域への貢献に繋がっていると感じています。食品メーカーの中には、品質が高くても知名度が低い企業、技術力はあっても小規模で商品開発ができない企業などもあります。そうした企業を結び付けることで地域の魅力を発信していくことに、大きなやりがいを感じています。また、商品開発やマーケティングにおいて、自分のアイデアが形になりお客さまに喜んでもらうことに確かな達成感も味わうことができました。

私が大切にしているのは、関係者全員がWin-Winの状態になることです。
「名鉄商店」は、様々な企業を巻き込んだプロジェクトであるため、参画した全ての企業にメリットを感じていただけるよう意識しています。販売スキームや経済条件など、交渉が必要な点は多くありますが、コンセプトの一つである「地域へ還す。」の視点を大切に、関係者全員が納得できる最適な着地点を常に目指していきたいと考えています。

今後の目標

他県の方が「名古屋には魅力がない」と話しているのを耳にしたことがあります。
そういった認識を変えていくことは、地域に密着したサービスを古くから提供してきた当社の使命だと感じています。私も「名鉄商店」のようなプロジェクトを通して、地域の方々と手を取り合い、共にこの地域の魅力発信に貢献していきたいと考えています。

「名鉄商店」のプロジェクトを通して実感したのは、このエリアにおける「名古屋鉄道」への信頼の大きさです。多くの地元企業は、当社との連携に意義を見出してくださり、今回のプロジェクトに参画してくださいました。これは間違いなく当社の財産の一つですが、これに甘んじることなく「私」という個の魅力にも磨きをかけていきたいと思います。いつかは「名古屋鉄道」ではなく、「私」と一緒に仕事をしたいと言われるような人材に成長していきたいと考えています。そのためにも、様々な挑戦を重ね、自己研鑽に努めていきます。