車両が走る日常を陰で支える。
使命感に満ちたこの仕事が、大好きだ。

安江 大介Yasue Daisuke

鉄道事業本部 車両部 犬山検査場 2006年入社 都市システム科卒

Career Step

Step1
車両の構造や部品について研修で学んだ後、入社2年目に電機グループに配属。主に空調整備を行うチームで、故障の際の基本的な対処方法を修得した。
Step2
空調整備から日常点検を行うチームに異動。ブレーキ・扉・パンタグラフ・運転台など点検する部品や項目が格段に増え、慎重さに加えスピードが重要であることを痛感した。
Step3
再び電機グループ機器班に配属。それまで蓄えた知識と技術がすべて活かされていることを実感しつつ、一方では自分の未熟さにも気づかされる。日々精進、まだまだ修行の段階。

入社動機・仕事内容

私の実家は名鉄沿線にあり、出掛けるときに電車を利用するのはもちろん、走行中の電車が見える公園でよく遊ぶこともありました。鉄道の存在を身近に感じながら過ごしてきたので、就職の際、名古屋鉄道を志すことになったのはごく自然な流れだったんだと思います。「地域住民の生活に必要不可欠な鉄道を支えられる仕事は、やりがいがあるに違いない」と、そんな前向きな気持ちを抱いて名古屋鉄道に入社しました。

現在は車両部の犬山検査場電機グループに所属。その名の通り、車両の電機機器をメインに保守や点検業務を行っています。私は、電子基板をはじめとする精密機器や装置を扱う弱電チームに所属しています。弱電チームでは最新機器を取扱うことが多いため、電機グループで最も高度な知識と技術を求められますので、これまでにない緊張感に包まれています。入社10年を過ぎた今でもまだまだ勉強が欠かせないと感じています。技術の進化は早いため、知識の習得は大変ですが、最先端で仕事ができるというのは、まさに技術者冥利に尽きると言えますね。

仕事のやりがい

車両が不具合を起こすと多数のお客さまにご迷惑が掛かります。そうならないためにも定期検査は必要不可欠。どの車両がいつ入庫するか予定が決まっていて、90日に一度実施する検査では220分の作業時間の中で点検を済ませ、車両を営業線に戻します。特に不具合が見当たらない場合、作業はテンポよく進みますが、不具合を発見した時はすぐに原因を探り、自分で対応できるのか、応援を要請するのか対応策を検討します。当然時間との戦いになりますが、無事に整備を終え、何事もなく出発していく車両を見ると心底安心しますね。それまでは決して気を抜きません。

鉄道技術職は、利用される方々お客さまの目に直接触れる仕事ではありません。しかし、鉄道が目的地に向かってダイヤ通りに走っているという日常は、自分たちの力があってこそ成り立っているという自負があります。これは私の誇りであり、仕事の原動力です。小さなミスも許されず、緊張感や背負う責任も大きい毎日ですが、使命感に燃えることができるので、私はこの仕事が大好きです。

今後の目標

電機グループには熟練の先輩がたくさんいます。その中でも、私が背中を追いかけている先輩は、私が対処方法に戸惑っている事案でも、すぐに解決策を導き、作業に取り掛かります。質問しても明確な回答をくれますし、頼りがいのある、尊敬できる先輩です。現在は、ピンチの時にその人にアドバイスを求めてしまうことが多いのですが、一日でも早く自分の知識と技術で仕事を進められるようになりたいですね。

技術者は、知識と技術を継承し、さらに次の世代に伝えていかなければならないと思っています。私にも後輩ができました。彼らがいずれ犬山検査場のキーパーソンになるためには、まず私がもうワンステージ上に進まなければと感じています。後輩もそれぞれ努力しているので、負けてはいられません。良い刺激をもらっています。「安江さんのような人を目指したい」と後輩に言われるようになったら、ようやく私も一人前と言えるのではないでしょうか。