経営面をサポートする
コンシェルジュとして、
グループ各社から頼られる存在へ。

高柳 祐真Takayanagi Yuma

グループ統括本部 事業管理部 監理担当 2012年入社 総合政策部卒

Career Step

Step1
鉄道現場の研修を経てレジャー施設などを運営する名鉄インプレスに出向。ホームページの更新や現地でのイベント運営・メディア対応を経験。驚きや発見を来場者に提供する仕掛けを次々と考える。
Step2
約2年間の現場勤務の次は、名鉄インプレスの本社で同社が運営する施設の経営計画を担当することに。マクロな視点から物事を考える力が養われ、レベルアップを遂げた。
Step3
2015年7月から現部署。グループ各社の円滑な企業経営を実現させるという大きなテーマに最初は戸惑いながらも、好奇心が満たされていく楽しみを見つけ、先輩の背中を追いかけている。

入社動機・仕事内容

昔から“人を動かす”ことで達成感を見出すタイプだった私は、大学の学祭実行員でも人の集め方や楽しませ方について常にこだわっていました。ゼミでは、“人を動かす”交通が都市形成の基礎になっていることに興味がわき、就活を始める際、志望業界の優先候補として鉄道をピックアップ。いくつか会社を見比べてきた中で、名古屋鉄道はグループ会社を含め多彩な事業を展開していることがわかり、豊富な業務を経験することで好奇心を満たしながら、人間的にも成長できると思いました。

名鉄グループが立てた経営計画に沿ってグループ各社の事業方針を取りまとめ、指示および成長のための提言を行うのが事業管理部であり、監理担当としての業務でもあります。グループ各社の相談窓口という立場なので、こちらのアドバイスがひとつの会社の将来を左右するという緊張感は日々感じています。過去には、資本提携といった新聞でも報じられるような大きな出来事に関わることもありました。

仕事のやりがい

流通・運輸・保険・ITなど、グループ各社は多彩な顔ぶれ。関わるたびに各業界の知識やトレンドを吸収する必要があるので、好奇心旺盛な私としては、仕事を通じてどんどん知見が広がる喜びを実感しています。ただ、知識やトレンドが求められるということは、それらがなければ太刀打ちできないのも事実。各社の経営に接点を持つ仕事なので努力を怠ってはいけません。法律や財務についても知識を深めるべきで、学びの内容が一段とスケールアップしましたが、それぞれの案件が成長の糧だということを捉え、ポジティブな気持ちで仕事に取り組んでいます。

ペアを組ませていただいている課長の仕事ぶりを見ると、グループ各社から頼られているポジションにいることを再認識します。知識と経験を積む中で、ゆくゆくは私も先輩方のように活躍したいと強く思います。背中を追いかけたくなる目標が身近にいることは日々の大きな励みであり、学ぶ意欲も高まります。成長した自分の未来を考えるとワクワクが止まりませんね。

今後の目標

グループ各社にとっての“一流のコンシェルジュ”を目指す。これは部署が掲げているスローガンです。私たちは、グループ各社の要請を受けて動くこともありますが、先手を打ってこちらからアドバイスを行い、正しい方向へ導くことも重要な役割です。グループ会社の円滑な経営を実現させるためには、コンシェルジュのように機転を利かせたアクションが必要不可欠なんですね。果たして自分はコンシェルジュだろうかというと、あまり自信がありません。私はまだ、打ち合わせなどの場でも「なるほど」と気づかされることが多く、さまざまな知識の習得こそが最大の課題だと痛感しています。

私は以前、運輸系グループ会社の資本提携に携わらせてもらいました。大きく貢献できたかと問われれば、正直疑問が残ります。しかし今後も、資本提携をはじめ企業の成長に関わるインパクトの大きな案件に携わることは十分予想されるので、その際には今よりも力を発揮できるようにならなければと意気込んでいます。