
新たな事業の可能性に挑み、
名古屋鉄道の未来づくりに貢献したい。
杉浦 亜衣Sugiura Ai
経営戦略部 事業プロジェクト担当 2009年入社 経営学部卒
- 鉄道の現場と名鉄観光バスでの研修後、営業部業務課に配属。定期券発行契約の交渉を教育機関と行ったり、鉄道利用規則の作成に関わるなど、人に想いを伝える難しさを痛感。
- 同じ営業部内にある営業推進課へ異動。ここは鉄道利用の需要の底上げを提案する部門で、宿泊施設とのタイアップ企画などを担当。企画から評価までを手がけ、生み出すことの楽しさと、自分の仕事に対する責任感を学んだ時期。
- 2年前に現在の部署へ。経営層や社外の方々との関わりも増え、仕事に対する責任感もさらに大きなものに。謙虚な気持ちを大切にして、さらなるステージアップを目指している。
入社動機・仕事内容
愛知県から関東の大学に進学したのですが、学生時代、友人から「名古屋のおすすめは?」と聞かれて、すぐに答えられなかったんです。その時の、地元の魅力を伝えられなかったもどかしさがきっかけで、就職活動では「名古屋の魅力を高められる仕事に就きたい」と考えていました。そんな中、たまたま参加した名古屋鉄道の会社説明会で「多彩な切り口から名古屋の魅力を高める仕事」ができると聞き、直感的に「ここだ!」と思い、志望へと至りました。色々な業務を経験できるという、自分自身を成長させられる環境であることも魅力でした。
現在の配属先である経営戦略部は、昨年新設されたばかりの部署です。会社の進むべき道やビジョンを描き、その実現に向けて施策を検討していく部門で、私は新規事業の立ち上げを担当しています。最大の目標は、鉄道事業や不動産事業に続く、新たな事業を立ち上げ、収益を生み出すこと。そのために、時代の流れや新しい技術などの情報を収集し、名古屋鉄道の存続、発展のためにはどのような事業を行っていくべきか、検討を重ねています。

仕事のやりがい
現在私が担当している仕事は、グループ外の企業と一緒になって取り組んでいるものです。先方からお話を頂いたときに、「時代の流れを踏まえて、名古屋鉄道や、この街の将来のために進出すべき分野だ」と直感的に感じ、上司に提案しました。部署の先輩や上司が協力して調整してくださり、社長の承認を得て、実際に動き始めたときは本当に嬉しかったです。
実務の中では、社内の他部署や他社の担当者、行政などとの調整や交渉もあり、大変なことも多いですが、名古屋鉄道はもちろん、地域の価値向上につなげたい、地域のお客さまの役に立ちたい、という思いで取り組んでいます。会社としても新しい取り組みですし、私にとっても初めてのことばかりなので、チームで協力し、日々勉強しながら業務を進めています。大変ではありますが、すべてが経験になり、自分自身成長できていると実感します。

今後の目標
まずは、今取り組んでいる事業を成功させることが一番の目標です。名古屋鉄道、地域社会に貢献できる事業だということもありますし、この事業が成功することで、次の人が新しいことに挑戦しやすい環境が作れるのではないかと思っています。名古屋鉄道や名鉄グループでは様々な事業を行っているので、それぞれが新しいことに取り組んでいけばどこまで可能性が広がるのか、考えるだけでわくわくします。
そんな私のモットーは、「直感を信じて」「とりあえずやってみる」。
今回の新規事業の立ち上げを通じて得た知識や経験を活かして、これからも新しいことにどんどんチャレンジしていきたいです。自分自身の可能性を広げながら、会社や地域の価値を高めていけたら嬉しいですね。