グループ会社と会員の皆さまをつなげ、
地域から信頼される企業として
存在感を示したい。

仲尾 英明Nakao Hideaki

株式会社福利厚生倶楽部中部 1990年入社 文学部卒

Career Step

Step1
鉄道現場での研修を終えて、サイパングランドホテルに配属。異国の現地スタッフとの絆を育むには多少時間がかかったものの、貴重な経験を積むことができた。
Step2
帰国後は、航空業務、新規事業としての人材派遣会社の立ち上げに関わり、2005年愛知万博に際しては鉄道本社で販売担当としてグループへの誘客を担当した。20代後半から30代は名古屋鉄道の事業領域の幅広さを存分に体感。
Step3
名鉄病院の建て替え検討の際は医療制度改定に沿った黒字化へむけた経営計画の策定、名鉄観光サービス経営企画部では中期経営計画などの策定を担当し、2016年6月から現職。経営に関する知識を十分に深めたうえでの配属となった。

入社動機・仕事内容

就職活動中は、「鉄道会社なのに、海・空そして海外も事業領域なんだ!」と、名古屋鉄道のネットワークの広さに驚くばかりでした。結果的に、多様な経験が可能なフィールドが整っていると捉えることができ、迷わず第一志望の会社に。

入社後は、鉄道現場での研修を経て、サイパンでの海外研修、全日空総代理店、新規事業の立ち上げ、グループへの旅客誘致など、実にバラエティに富んだ仕事に関わりました。現在は、福利厚生倶楽部中部というグループ会社の代表を務めています。主な事業は福利厚生の代行サービス。業界最大規模の投資力と購買力によって仕入れた多彩な福利厚生メニューを、会員の皆さまに特別価格で提供しています。代表としての任務は、異動してきた際に立てた目標を達成するため、経営戦略を練り、それに基づいてメンバーや組織全体を管理・運営すること。右肩上がりでずっと推移している会社なので、さらに規模を大きくしたいですね。

仕事のやりがい

経営者は組織の舵取り役。地図を広げて、ゴールまでのルートと進むために最適な手段を検討し、メンバーに伝えます。もしも辿り着いたゴールに誤りがあれば、その責任を背負うのは自分です。これまでのキャリアの中で最も重責を感じていますが、ひとつの部署ではなく、会社を牽引していくというダイナミックな仕事内容は、自分の経験・知識や人脈がフルに活かせるので楽しみでしかありません。

最近ではようやく社員も増え、組織も新規営業、ソリューション営業、企画仕入と3つのグループに分かれ、業務の専門性が高まりました。これによって社員一人ひとりの役割が明確になり、会社にも良いムードが漂っています。この先、業績を上げていくにはやるべきことは山のように積み上げられており、これからの策をワクワクしながら思案中です。まだまだ未完成の会社。そうした意味では、会社の完成形を今後つくり出す楽しみは残されていると思いますし、成長の鍵を担っているのは自分だと認識しています。

今後の目標

当社社員の平均年齢は若く、勢いを感じます。みんなに負けないよう、まずは自分が明るく元気に仕事を楽しみたいですね。また、この会社は小回りの利く組織体制だからこそ、意志決定のプロセスも迅速。社員の声に耳を傾け、現況がどうなっているかを常に把握することにも努めたいと思います。

会社設立時、私は別の会社の立ち上げに関わっていました。外から成長を見届けていたわけですが、今では会員企業が900社以上、会員数でも10万人を超えるまでに成長しました。立派に育ったタイミングで舵取りのバトンが渡されたわけですから、一瞬たりとも気は抜けませんし、抜くつもりもありません。

この会社は、多種多様な福利厚生メニューを通して、名鉄グループの施設やサービスの情報を会員の皆さまに提供しています。つまり、地元に拠点を置く会員企業の皆さまに名鉄グループをPRし、双方をつなぐ役割を果たしているのです。今後は、地域の福利厚生を担う会社として存在感を示していきたいですね。