東海エリアに暮らす人々の
大きな期待を背負い進む。

内藤 誠Naito Makoto

名駅再開発推進室 交通計画担当 2009年入社 経営学部卒

Career Step

Step1
入社後は不動産事業本部開発部に配属され、駅やオフィスビルへのテナント誘致に従事。利益だけでなく、駅の利用者や沿線住民にとって利便性が感じられる誘致活動が重要であることを学ぶ。
Step2
2014年から不動産事業本部と名駅再開発推進室の仕事を兼務することに。それまでの仕事に比べて格段に規模が大きくなり、期待と緊張を抱いて日々の業務にあたる。
Step3
2016年7月からは名駅再開発推進室の専任メンバーとして、名古屋鉄道と自治体の窓口役を任されている。「名古屋駅を盛り上げる」という目標を共有しながら、粘り強く協議に取り組んでいる。

入社動機・仕事内容

大学進学時に愛知県から上京し、卒業後は東京の不動産会社に就職しました。その後、2008年のリーマンショックを機に、地元に戻ることにしました。それまでに培ったスキルが活かせる会社を探していたところ、名古屋鉄道の不動産部門の職に出会い、応募。当時から名古屋駅前の高層ビル事業にも関わっていることを聞き、存分に力を発揮できると確信し、入社を決意しました。

私が所属する名駅再開発推進室は2014年に新設された部署。2027年のリニア中央新幹線開業を見据え、当社再開発エリアの事業計画を検討しながら、関係各所との調整を行っています。その中で私は、コンセプトメイキングをはじめ、施設の構想を考える段階からメンバーに加わりました。再開発は名古屋にとっても100年に一度の大プロジェクトであるため、市との協議も必要不可欠です。現在は、施設に関しての調整事項における市との窓口業務や、施設プランの検討業務等の役割を担っています。

仕事のやりがい

名駅の再開発は、現在の名古屋鉄道においてフラッグシップとなる事業。名古屋の玄関口を大々的に変貌させるわけですから、推進室のメンバーに任命された時は、驚きと同時に大きな高揚感で胸が満たされました。しかし、今日までずっと背筋が伸びる思いだったのも事実。なぜなら、東海エリアに暮らすみなさんの大きな期待を背負って仕事をすることになるからです。

それまでは、駅やビルへのテナント誘致という比較的短期間で結果が出せる仕事がメインでしたが、この再開発プロジェクトは2027年まで続くスパンの長い仕事。プロジェクトが完遂した時の、大きな達成感は10年先のご褒美にとっておこうと思いますが、コンセプトが策定され報道発表がなされた時など、日々段階的な達成感を味わっています。再開発プロジェクトはまだまだスタートしたばかり。これからさまざまな構想が本格的に固まっていくと、新しい名古屋駅の姿が一層具体的にイメージできてくると思うので、非常に楽しみですね。

現在、推進室にはメンバーが増え、誰もがこの壮大なプロジェクトのメンバーに加われたことを誇りに思って仕事に取り組んでいます。「再開発を成し遂げよう!」という前向きな気持ちにあふれた仲間に囲まれている環境は最高ですよ!

今後の目標

名古屋駅の再開発に関われるのは、人生においてまたとない大きなチャンスだと感じています。「街を大いに盛り上げる」という言葉がこれほどふさわしい事業はありません。私も再開発に関わったからには、「名古屋駅は素晴らしい!」と思っていただけるようなまちづくりに全力を尽くし、人の流れが変わるところを見届けたいですね。

再開発プロジェクトは名古屋鉄道にとっては新たなスタートを切る記念すべきタイミング。駅や施設を完成させることだけでなく、長く愛されるエリアに育てていき、名古屋駅を拠点に名古屋鉄道の沿線がさらに盛り上がっていく。そんな未来を実現するために、これからも日々挑戦し続けていきたいですね。