不動産物件のオーナー企業として、
地域やテナントの活性化に尽くす。

牧野 敦子Makino Atsuko

不動産事業本部 資産運営部 2005年入社 生活環境学部卒

Career Step

Step1
入社1年目は鉄道現場研修。2年目の7月より不動産事業本部へ。セントレアへ向かう空港線がちょうど開業したタイミングということもあり、沿線開発業務がメインになると期待していた。
Step2
3年目は名鉄刈谷ビルの新築計画に参加。企画から着工・竣工までに携わることができ、新たな物件をつくりあげる大変さと楽しさを実感。このほか、他社との再開発事業や遊休地の貸し出し、既存ビルのテナント入れ替え等も行う。
Step3
2014年に産休を取得。その間に「ミュープラット金山」が開業。復職後は、同施設の運営管理を行いながら、そのほかの物件も担当。2016年秋に第二子を出産し、現在は2度目の育休取得中。

入社動機・仕事内容

大学時代に住居について学んできたこともあって、就職活動では、得た知識を活かせる住宅業界を中心に会社を探していました。周囲も同じような状況だったのですが、ふと視野の狭さに気づき、ほかの業界にも注目。そんなとき、名古屋鉄道の説明会情報が掲載されていたんです。地元が岐阜の私にとっては親しみのある企業でしたから、「とりあえず」というライトな気持ちで話を聞いてみることに。すると、事業の幅広さや働いている方々の温かい雰囲気に魅了され、入社を決意することができました。

入社以来一貫して不動産事業本部です。現在は資産運営部に所属し、名古屋鉄道が所有する不動産物件のテナントとの契約締結、およびその変更手続きなどの対応をメインに行っています。担当物件によっては、グループ会社の方々と連携しながら、テナントの販売促進や入れ替えに伴う対応についても関わらせてもらっています。

仕事のやりがい

新規物件の開発や、テナントの方へ物件をお貸しするまでが私の主な仕事だったこともありましたが、今は、2014年9月にオープンした「ミュープラット金山」の販売促進にも関わっており、考えたプランによって施設に人が集い、賑わいが創出されることでテナントの方にも喜んで頂け、収益が上がることにやりがいを感じています。つまり、物件を貸して終わりではなく、その先にあるテナントと施設全体の活性化にまで目を向けて仕事をすることで、以前にはなかった新しい楽しみを見出すこともできるようになりました。小さな事例では、作成したチラシが予想以上に早くなくなった場合にも「やった!」という達成感が得られました。

テナントの方は家賃を支払ってくださっていますから、私たちには金額に見合った価値を提供する義務があります。私たちだけが家賃収入で潤えばいいという考え方だけでは、“Win-Win”の関係は築けません。「この物件を選んで良かった」と思っていただけるテナントを、もっともっと増やしていきたいですね。

今後の目標

現在私は二児の母であり、育休を取得しています。ワーキングマザーとして仕事を続けることはやはり大変ですが、それでも辞めるという選択をしてこなかったのは、この仕事が楽しいからであり、周囲の方々に恵まれていたから。それに、育休取得者やワーキングマザーとしてがんばってきた先輩方が身近にいらっしゃるので、いろいろ相談にも乗っていただけました。もちろん、近いうちに復職を考えています。二人の子どもを育てながら仕事をしていく大変さは想像以上かもしれません。でも、名古屋鉄道での仕事は続けたい。だから「絶対にやり遂げる!」というのが当面の目標です。

名古屋鉄道では、名駅再開発というビッグプロジェクトが始動しました。これまで不動産分野で仕事をしてきた私としては、名駅再開発に何らかの形でぜひ関わってみたいと思っています。培ってきた知識は必ず活かせるはず。この事業が無事に進み、新たな名駅のスタートを切ったとき、「お母さんもお手伝いしたんだよ」と子どもに話せることを思い描いています。