女性社員座談会

※取材当時の情報を記載(2022年11月時点)

名古屋鉄道では今、多くの女性社員が活躍しています。
どのようなフィールドで働き、育児と仕事をどう両立しているのか、
さまざまな視点から女性社員4名に語ってもらいました。

Profile

名古屋鉄道
経営戦略部 事業開発担当
2014年入社 法学部卒

Megumi.H

名古屋鉄道
人事部 人材開発担当
2016年入社 経営学部卒

Chika.A

名鉄都市開発
まちづくり事業本部
まちづくり事業部
事業推進グループ
2020年入社 経済学部卒

Yuka.H

名鉄プロパティマネジメント
取締役営業本部長
兼企画営業部長
2015年入社(キャリア採用)
経済学研究科修了

Yoko.F

Subject01

それぞれが主人公になれる。
自分の力をフルに発揮できる。

私は現在、2021年に設立された名鉄プロパティマネジメント(MPM)に所属しています。MPMは、「μPLAT」シリーズ・SAKUMACHI商店街・岐阜イクトなど、名鉄グループが所有する商業施設を管理し、その価値を向上させることがミッションです。その中で私は、各商業施設の営業統括をしています。

具体的にはどのような業務を行っているのですか?

各商業施設に入居しているテナントの販売促進を推進し、オーナーである名鉄の利益の最大化を目指しています。また名鉄の新たな商業施設開発にも携わっています。MPM自体のレベルアップも大きなテーマです。

取締役という立場ですから、すべてに関わっているわけですね。

そうですね。会社立ち上げから参画しており、企画から営業まで全体をフォローしています。メンバーの成長をサポートするのも大切な役割ですね。

私の所属する人事部では、現在、人的資本の重要性を再認識し、社員一人ひとりの成長、キャリア形成支援のための制度設計、風土改革を進めています。私自身は、その中でもダイバーシティの推進に取り組んでいます。

確かにここ数年で名鉄グループには新しい風が吹いていると感じます。MPM設立をはじめ様々な動きがありました。これから入社する人にとって、より面白く刺激的な環境になっていると思いますね。

私も新たに設立された名鉄都市開発に所属し、まちづくりのための、物件仕入れ業務を担当しています。仲介業者から日々、多くの物件情報が入ってくる中で、どの物件を購入するかを様々な視点から検討しています。

仕入れに向けて、どのような点を重視し、仕入れの判断をしていますか?

たとえば土地を購入する場合、オフィス・賃貸マンション・商業ビルなど、どのようなタイプの物件が最適なのか、また賃料やメンテナンス費用はどれくらいになるか、将来の運用を想定した様々な情報を収集し、それらを踏まえた総合的な収益性から仕入れ判断をしていきます。

でも、まちづくりだから、単なるデベロップメントとは違うわけですね。

はい。やはりそのエリアで何が求められているのか、それを見極める必要があります。そのエリアだからこそできるまちづくりを進めていきたいですね。

私は新規事業の検討・推進を担当しています。過去には、名鉄スマイルプラスという会社で、学童保育「TELACO」を立ち上げ、その運営にも携わりました。ゼロからの立ち上げで大変なこともありましたが、やりがい十分の仕事でした。

現在はどんなことに取り組んでいるのですか?

オープンイノベーションの推進に力をいれており、スタートアップをはじめとする外部企業との協業を目指し、多く接点を持つ活動をしています。その他、メタバースのような新ジャンルやM&Aの検討なども担当しています。

Subject02

仕事もプライベートも充実。
両立させるための制度や
働く環境について。

人事部では、介護や育児と両立する社員にとって、より働きやすい環境にするための取り組みを進めています。

産休・育休や時短勤務の制度は整っていると感じます。ほかにどのような取り組みが進められているのですか?

産休前と育休復帰後に面談や研修を実施しています。また、制度を整えるだけではなく、制度が使いやすい会社の風土作りが必要と感じ、役員向けのD&I講演会や、女性社員との意見交換会を実施しています。実際に、産休・育休を取得して職場復帰しているお二人のお話を聞かせてもらえますか?

私は当時の開発部に所属していた際に、産休・育休を取得しました。この間、復職後を見据えて宅建士の資格も取得しています。復帰後は産休前と同様に開発部に所属し、「μPLAT」シリーズ等の開発を担当しました。産休前も育休復帰後も業務は忙しかったですが、制度を使い、産休から復職までライフイベントを乗り切ることができましたね。

私は産休・育休を取得して復職した後は、ワークライフバランスを重視したいという想いがあって、現在まで短時間勤務を続けています。当社では、現在小学3年生まで短時間勤務が可能です。また、子どもを急遽病院に連れていきたい時などには、時間年休やフレックスを利用して勤務時間を調整しています。このような制度を利用できるのは、同じ部署の方の理解やフォローがあってこそだと感じています。

私が産休・育休を取得した時に比べて、制度もさらに充実してきていますし、制度が使いやすい雰囲気もありますね。

また、かつて仕事と家庭の両立に悩んでいるとき、育休復職者向けの研修を受講したことで、自分の働き方を見直す良いきっかけになりました。同じ立場の方の話を聞くことができる、悩みを共有できるというのは励みにもなりましたね。

制度・研修に関して加えますと、最近、資格取得支援も見直されたと聞いています。私は、今後力を伸ばしたい、不動産に関する資格取得に挑戦したいと考えています。

人事として、用意した制度を活用いただけているのは嬉しいです。女性に限らず、誰もがイキイキと働ける環境を整えるため、新制度の確立や制度内容の見直しはこれからも続けていきます。

Subject03

働きやすい環境の中で、
挑戦することで成長していく。

「働きやすい環境づくり」のためには、制度面の充実だけでなく、部署や会社全体の風土を変えていく必要があると感じています。人事部でも取り組みを始めましたが、今はその変化の途中です。社員の皆さんに、今まで以上に「働きやすくなった」と感じていただけるよう、様々な施策を検討していきます。

大切なのはコミュニケーションではないでしょうか。MPMは若手社員も自分の意見をしっかり言える環境にあり、社内ミーティングでも活発な議論ができています。取締役という立場でもありますから、コミュニケーションが活発な風通しの良い職場を、今後も目指していきたいと思いますね。

私の職場でも、日常的に上司が積極的にコミュニケーションをとってくださるため、和やかで意見が言いやすい環境で働くことができていると感じています。

私の場合、短時間勤務ということで少し遠慮する気持ちもあったのですが、周りの方が子育てや短時間勤務を理解し、フォローしてくださっているため、一層頑張りたいという気持ちになっています。

上司の理解や周囲のサポートがあってこそ制度を使うことができますよね。そのためにも普段から上司や職場の皆さんとコミュニケーションを取れているかどうかは大事なポイントだと思います。

みなさんは今後のキャリアをどのように描いていますか。

私は、現在携わっている不動産業務を極めていきたいと考えています。まだ知識不足を日々実感しますが、業務の中での一つひとつの学びを大切にし、着実に引き出しを増やし成長していきたいと思っています。名駅再開発のような大きなプロジェクトにも携わりたいですね。

私は一つのことを極めるよりも、幅広い業種を経験できる名鉄グループにおいて、様々なことに挑戦していきたいと思っています。まずは現在の人事でのミッション達成に向けて日々精進しつつ、今後は名鉄沿線やグループ会社の利用促進に繫がる営業企画・宣伝・マーケティング等の仕事にも携わってみたいです。

今後も仕事と家庭を両立させながら、着実にステップアップしていきたいですね。現在、新規事業創出を目指していますが、今後も新しいことを生み出す人材へと成長したいです。そのためにもまずは現在進行中のプロジェクトを実現させ、ほかのプロジェクトにも挑戦していきたいと考えています。

私は現在携わっている不動産事業を活かし、将来予定されている名駅再開発に何らかの形で貢献できればと考えています。

学生の皆さんへ…
名鉄グループは鉄道事業をメインとしていますが、
グループ約120社が様々な分野で事業を展開しています。

多くの経験ができるフィールドであり、
そこには地域への貢献というやりがいのある仕事があります。
仕事だけに偏らず、
プライベートと両立できる制度・環境も整っています。

是非、名鉄グループにアプローチしてみてください。
お会いできる日を楽しみにしています。

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