Q&A 若手社員座談会

※取材当時の情報を記載(2018年11月時点)

名古屋鉄道はどんな会社で、若手社員はどんな仕事をしているのか?
それぞれ名古屋鉄道のグループ会社に出向し活躍する3人の社員に語ってもらいました。

心理学部卒/2017年入社
株式会社名鉄百貨店 出向

Yosuke.K

婦人服飾雑貨営業部に所属し、婦人靴・ハンドバッグ担当として実際に店頭に立ち接客するとともに、商品の仕入などにも携わる。

名鉄をひとことで表すなら?

「業種の宝庫。自分だけでなく、他の社員も異なる仕事を経験していますから、いろいろな話を聞くと知識や理解の幅が広がります。」

総合人間科学部卒/2017年入社
名鉄協商株式会社 出向

Fumi.H

パーキング法人営業部に所属し、コインパーキングの用地探しから土地活用の提案・契約まで、多彩な営業活動を展開している。

名鉄をひとことで表すなら?

「変化し続けられる会社。会社として大切な部分を守りつつ、時代に対応し、変化していこうと取り組んでいます。」

工学研究科修了/2017年入社
株式会社名鉄スマイルプラス 出向

Rosuke.E

保育園の新規立ち上げに伴う物件の選定や保育スタッフの採用、さらには申請業務などゼロから携わる。

名鉄をひとことで表すなら?

「中部圏の根幹を成す会社。鉄道事業を中心に、地域の皆さまの生活に必要不可欠なサービスを展開しているからです。」

名古屋鉄道は
多彩な顔を持っている。
いろいろな経験ができる。

久しぶりの再会で、こうして改めて話すのは照れくさい気もしますが、まずは名古屋鉄道を選んだ理由から座談会を始めましょうか。

私は、事業が多岐にわたり、さまざまな角度から地域の方々の生活を豊かにしている点に惹かれました。入社後にさまざまな職種や業務を経験できるので、人として成長できる会社だとも感じましたね。実際、入社前の面接やインターンなどで出会った社員の皆さんの雰囲気が良くて、「一緒に働きたい!」「こうなりたい」と強く思いました。

私は大学が京都だったこともあり、外から見るとやはり地元・名古屋は魅力に欠けると感じていました。それで、名古屋の街づくりに関われる会社を考えていました。その中で、名古屋鉄道が地域への影響力が最もあると感じて志望したんです。面接でいろいろな職種を経験できることを聞き、飽きっぽい私はその点も面白そうだなと思いましたね。そういえば、Rosuke.Eさんは理系出身ですよね?

ええ、大学で情報工学を6年間学んできましたが、ひとつの分野を突き詰めていくタイプではないなと自分で感じていました。そんな時に名古屋鉄道に出会い、幅広い事業に携われることや、名駅再開発というビッグプロジェクトにも魅力を感じましたね。正直、大学で学んだ分野で就職しようとも考えましたが、自分の可能性を広げたいという気持ちが強く、名古屋鉄道に決めました。

入社してから知った事業もたくさんありますし、本当に裾野が広い会社ですよね。

大学時代から現在まで、
どこかつながっている。
名鉄グループには、
経験を活かすフィールドがある。

ところで、私は大学時代、テニスとアルバイトばかりしていましたが、Rosuke.EさんとFumi.Hさんはどんなことをしていましたか?

ディスカッション部で6年間活動していました。100人ほど部員がいる大所帯でしたよ。

ディスカッション部!ディベートみたいなものですか?

そこまで堅苦しいものではなく、ローテーションで誰かがお題を持ってきて、くだらないことから真面目なテーマまで語り合っていました。私はもともと自ら意見を発信するタイプではありませんでしたが、積極的に発言している先輩を見て「格好いいな、ああなりたい」と次第にのめりこんでいきましたね。まわりと意見を共有することの楽しさを覚えましたよ。

今の積極的なRosuke.Eさんからは想像もつかないですね。Fumi.Hさんは?

カンボジアにある孤児院を支援するボランティア団体に所属して、現地で運動会や社会見学などのプログラムを企画していました。中学・高校とボランティア活動に力を入れている学校でしたから、途上国には、ご飯を食べられなかったり、学校へ行きたくても行けない子どもがいることを知り、大学に入学したら現実を見てみたいと思っていました。

すごいというか、素晴らしいというか、行動力がありますね。

興味を持ったことは何でもやってみたいタイプなので(笑)。他にも、共働き家庭のベビーシッターのインターンも経験しました。仕事と家事・育児を楽しみながら両立している女性の姿を見て、働くことへのポジティブな印象を持てたのは良かったと思っています。

私はイタリアンの飲食店でアルバイトをしていました。いろいろなお客さまと接してきたので、百貨店で婦人靴・ハンドバッグ担当として接客の面では役立っていると思います。テニスのサークル活動にしても組織で行動するので、チームワークやコミュニケーション能力など、やはり今の仕事に活きていますね。ふたりはそう感じることってありますか?

私はコインパーキングをつくる部署にいて、法人営業部ですから折衝相手が銀行などの法人なんですね。空き地を探し、抵当権が設定されているので銀行に行って地主を紹介していただき、交渉に臨む営業です。実は学生時代に営業に似たアルバイトをしていて、人と話して仕事を形づくることが楽しくて、もっとやってみたいと考えていたんですよ。営業職を希望していましたから、今は仕事にやりがいを感じて毎日飛びまわっています。

私の今の職場、名鉄スマイルプラスは2017年の秋にできたばかりの会社です。保育事業とアフタースクール事業のサービスを提供する、名鉄グループとしては実績のない新規事業なんですね。新規事業に携われるチャンスはなかなかないと思い、出向先として第一希望で志願しました。社内は、上司に言われたことをそのままやるのではなく、「こうやったほうがいいんじゃないですか」と自分の意見をはっきり言う人たちが多くて活気があります。だから、学生時代のことを思い出すことがありますね。私は聞いているほうですけど・・・。

頑張れ!ディスカッション部(笑)。なんだかみんな、学生時代と今と、どこかでつながっていますよね。

名鉄ブランドならではの信頼。
恵まれた環境で仕事ができる。

ところで、私は仕事をしていくうえで、名鉄ブランドの信頼性を実感することがよくあります。私が携わる保育事業は、企業と契約して従業員のお子さんが通う保育園を増やしていこうとしているんですが、何の実績のない会社でも、“名鉄”の名前があるといきなり連絡しても話を聞いていただけるんですよ。皆さんは「この会社を選んで良かった」と感じるのはどんな時ですか?

“名鉄”の名前があるから話がしやすいのはもちろんですが、私は営業として外を動き回っているので、名鉄グループとして提供しているサービスが地域の方々の生活の根幹に関わっていることを本当に実感しますね。誇りと責任を持って仕事ができます。

私の場合は、やはりさまざまな職種を経験できることです。それこそ婦人服を販売することになるなんて思いもしませんでしたからね。知り得なかった知識や経験を得られるのは新鮮で、とても楽しいです。

確かに恵まれた環境で仕事ができていますね。同時に、「先輩たちが築いてきた信頼を壊してはいけない」と身の引き締まる想いもありますね。

地域の魅力を高め、地域に貢献する。
私たちの手で、実現したい。

私の入社動機のひとつに、社員の方たちの人の良さがありました。今の職場でも、仕事が思うように進まず悩んでいた時に、先輩が声をかけてくださって。まったく違う話題で盛り上げてくれたんです。最後に「良かった。元気になったね」と、直接悩みを聞くのではなく、察してくれた対応がすごくうれしかったですね。皆さんはどんな感想を持っていますか?

鉄道現場での研修がとても印象に残っています。すごく気にかけてくれる人が多くて、正直驚きました。短い期間しか在籍しない研修中の立場ですから、ほったらかしにされるのではないかと構えていましたからね。先ほど「恵まれた環境で働ける」と言いましたが、“人”の面でも恵まれていると思います。

本当にそうですよね。鉄道会社という業務の性格上、社員も真面目で堅い人が多いのかなと想像していましたが、まったくそんなことはありませんでした。柔軟な発想を持っていて、実に個性的。そのうえで「フォローするから自由にやっていいよ」と頼りになる先輩方が多いですね。

「自由にやっていいよ」という台詞が出たところで、将来やってみたいことを自由に話して座談会をまとめましょうか。

ずはり、観光都市下克上!住んで良し、訪れて良し、そんな魅力あふれる名古屋の街をつくりたいです。「かつては魅力のない都市なんて言われていたんだよ。それが今では・・・」というビジョンを私は持っています。この会社ならチャンスはあると思っていますし、だからこそ今、いろんなことを経験・蓄積したいと考えています。

私も、愛知県の魅力向上につながるランドマークの創出に携わりたいですね。当然、名駅再開発に興味はありますし、何らかのカタチで携わることができたらうれしいです。それともうひとつ、私は生まれ育ったのが豊田市ですから、三河地区に活気をもたらす仕事がしたいという想いもあります。名駅再開発で名古屋にやってくる人は確実に増えます。その人たちが三河に寄りたくなる何かを実現させたいですね。

私はインバウンド事業に関心があります。今の仕事では社外の方々と関わる機会が多く、社内で調整しつつ物事を進めていくことにやりがいを感じています。今後は、県外や海外の方々に対して愛知県の魅力を発信し、たくさんの人に訪れていただき、活気ある愛知づくりのお手伝いをしたいと考えています。その頃には、Yosuke.KさんとRosuke.Eさんが愛知県の魅力を高めてくれていますから、私の仕事もやりやすいはず(笑)。

もしかしたら、近い将来、3人で連携して何かプロジェクトに取り組んでいるかもしれませんね。

名古屋鉄道ならありえますね。ではその時まで、それぞれ腕を磨いておきましょう!

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