名鉄グループの成長に向けて、
攻めの姿勢を崩さない。

小澤 秀彦Ozawa Hidehiko

グループ統括本部 事業推進部 インバウンド担当 1998年入社 経営学部卒

Career Step

Step1
入社1年目は駅業務と車掌業務を経験。2年目は国内大手航空会社の委託業務として名古屋空港で旅客のチェックインやゲート案内などを担当し、名古屋鉄道の業務の幅広さを実感。
Step2
航空営業所勤務を経て、関連事業部 販売担当(現在の事業推進部 販売促進担当)に。グループ会社の営業支援企画を立案。その後、東京支社へ。秘書業務も経験し、社内の幹部ほか、社外にも多くの人脈ができる。
Step3
現在はインバウンド事業を担当。メンバーも増え、組織としての陣容が整った。グループのインバウンド事業を牽引し着実な成果を残すべく、日々勝負を挑む。

入社動機・仕事内容

「さまざまな形で、自分も大好きな旅行や観光との関わりが持てる」という魅力に惹かれたことが、名古屋鉄道を志望した理由です。当時の採用担当者の方とお話をするなかで、鉄道を軸に観光に関わる多彩な事業を展開していることも魅力でしたね。

現在は、事業推進部のインバウンド担当として、インバウンドの誘致活動を行っています。業務内容は、インバウンド向けの旅の企画立案から海外旅行会社へのセールス活動、観光情報の発信、名鉄グループへのインバウンド受け入れ環境の整備など多岐に渡ります。最近では、中部北陸9県の自治体と関係団体などで構成されている「昇龍道プロジェクト」にも深く関わっており、社内外の方々と協働しながら中部北陸エリアへのインバウンド需要の拡大に尽力する日々です。
インバウンドは今後成長が見込まれる事業分野なので、名古屋鉄道としてもさらに力を注いでいく必要があります。インバウンドを更に誘致するために、これまで以上により良い企画や提案を手がけなければなりません。そのために、組織の体制を強化し、後輩たちを育成することも私の大きな任務ですね。

仕事のやりがい

以前はインバウンドという言葉は社内にも広まっておらず、何から手をつければいいかわかりませんでした。そこで、インバウンド事業をすでに推進している同業他社などをリサーチし、やるべきことを洗い出して地道に実績をつくっていきました。最初は私一人で迷いながらの船出でしたが、次第に成果が見えてきたときの喜びは忘れられません。

最近では、政府もインバウンド誘致に積極的になっており、2020年には年間4000万人という目標を設定しています。こうした国からの後押しもあり、追い風が吹いている今こそ、既存のサービスや企画に磨きをかけることはもちろん、新しい企画も次々に提案していく必要があります。攻めの姿勢を崩さず、日々新しい市場を開拓し続けていくことは、簡単ではありませんが、とても大きなやりがいになっています。

今後の目標

1998年に入社してから、駅業務に乗務員、航空営業所・東京支社・経営企画部、そして現在のインバウンド担当など、実に多彩な仕事を経験してきました。現在の業務は、入社前からずっと関わりたいと思っていた観光や旅行事業と密接なこともあり、毎日が充実しています。だからと言って、現状に満足していては成長が止まってしまう。やはり常に目標設定が必要です。これからは、インバウンドの方々が訪日の際に中部エリアを第一に選んでくださるよう、魅力的な企画の立案および情報の発信に全力投球したいと思っています。

これまでは、どういう方向性でインバウンド事業を育てていくのか、骨子の策定に力を入れてきたのですが、今後は企画から運営まですべて自分が関わり、確かな結果を残し、名鉄グループのさらなる発展に貢献したい。そのためにも、先々のビジョンをしっかりと自分で描きながら、日々の仕事に懸命に打ち込もうと強く思っています。