鉄道事業の未来を描く。
サービスの向上、
働きやすさの実現に向けて。

Chie.M

鉄道事業本部 
旅客営業部 業務課
2015年入社 
文化構想学部卒

Career Step

Step1
入社後、鉄道現場研修を経験。安全に列車を運行し続ける先輩社員のプロ意識に驚かされた。諸先輩方が築き上げた安全かつ安定的な列車運行が名鉄ブランドを支えていることを実感。「その仕事のプロであれ」が自身のモットーとなる。
Step2
「博物館明治村」へ配属。主に催事や広報を手掛け、夏のお化け屋敷イベント、春・秋の謎解きイベントの企画を担当。自分の考えや想いをイベントという形で具現化する、貴重な経験となった。
Step3
計画部計画課へ配属。主に鉄道事業の収支計画策定などを担当。鉄道部門の「知恵袋」となって事業の方向性を考える部署であり、沿線自治体や関係省庁など社外関係者と関わることも多く、鉄道業界を取り巻く環境への理解が深まった。

入社動機・仕事内容

就職活動を始めた当初は、「人のためになる仕事がしたい」といった漠然とした軸を持っていただけで、具体的な業界は絞り込めずにいました。そのため幅広い業界にアプローチしていましたが、そうした中、合同企業説明会で出会ったのが名古屋鉄道でした。名古屋鉄道は私の地元である愛知県を中心とした中部エリアを支え、そこで暮らす人々の生活を豊かにできる企業であることを改めて認識しました。好きな地元に貢献したいという想いが、名古屋鉄道への志望動機になりました。幅広いフィールドがあり、様々な分野にチャレンジできるため、自分のやりたいことは、入社してから見つけることができる。それが決め手となり、入社に至りました。

旅客営業部は、鉄道利用を中心とした営業活動を統括する部署です。その中で私が所属する業務課は、鉄道事業収入の分析や規則の整備、さらなる増収施策の推進など、多岐にわたる役割を担っています。
私の担当の一つが、駅に新しいシステムや機器を導入し、業務効率化を進めるプロジェクトです。駅務機器や、それを取り扱う社員の業務について、自分なりに理解を深めながら多くの関係者と協業し、推進しています。このプロジェクトによって、お客さまへのサービス向上のみならず、社員にとって働きやすい環境整備を実現したいと考えています。

仕事のやりがい

現在推進中の業務効率化プロジェクトでは、新たなシステムや機器の導入が始まっていますが、問題が生じることもあります。駅の設備は多岐にわたり、さらにそれぞれの設備を連携させるシステムなどが複雑に関わり合っています。トラブル防止のためには、導入後の運用を見据え、システムや機器の仕様などを検討する必要があります。また、鉄道事業はいくつもの部門が関わり合って成り立っているため、業務効率化においては、部門ごとの課題のみに囚われず、事業全体を俯瞰することが求められます。関係部門との協議は労力と時間を要しますが、皆が納得する最善の形を見出し、それを具現化できたときは大きなやりがいを実感します。

今後の目標

私が今取り組んでいるもう一つのプロジェクトが、「乗ること自体が目的となる企画列車」の検討です。これは非常に夢がある取り組みで、当社のブランディング向上や地域活性化にも寄与するものです。実現までには多くの時間を要しますが、当社のシンボルとなるような列車の企画に全力を注ぎたいと考えています。

将来的には、より広い視野で判断ができる人材に成長したいと思っています。そのためにも多くの経験を積み、スキルアップを図っていきたいです。様々な経験を通じて成長できるのが名古屋鉄道。これからも、目の前の仕事に真摯に取り組むことで、着実に成長していきたいと思っています。