不動産部門の一員として
東海圏の魅力を高める原動力になる。

小嶋 ひとみKojima Hitomi

名鉄都市開発株式会社 兼 まちづくり推進部 2014年入社 経済学部卒

Career Step

Step1
約3ヶ月の駅員研修と約5ヶ月の車掌研修で鉄道現場を学ぶ。さまざまな事業を手掛ける名古屋鉄道だが、その根幹を支えるのは鉄道事業だということが実感できる機会となった。
Step2
研修後、かねてからの希望が叶い名鉄不動産に出向となる。配属先は大阪支店で、初めて地元愛知を離れることに。マンションデベロッパーの業務範囲の広さを痛感しつつ、積極的に知識を吸収しながら仕事に取り組む。
Step3
2017年7月から名古屋鉄道に戻り、開発部企画課に配属。事業本部の発展のカギを握る重要な業務を担っているため、長期的視点の大切さを認識。慎重かつ大胆、そしてスピード感を持って仕事に従事している。

入社動機・仕事内容

B to Cの仕事がしたかったので、就職活動を始めたばかりの頃はさまざまな業種を見ていました。それに加えて「地元愛知を支えられる仕事・ずっと働き続けられる企業」という点も重視していましたね。そんなとき、合同説明会でたまたま立ち寄った名鉄ブースで、採用担当の方に声をかけていただきました。私がどんな働き方をしたいか、どんな将来像を描いているかまで聞いてくださって、本音で話せたのが印象に残っています。その中で、名鉄は育休制度が整っており復職実績も高いこと、インフラを通じて地元愛知に貢献していること、そして名駅再開発に挑戦していることを知りました。選考を通して、「名鉄の人たちと共に働き、再開発に携わってみたい」と思えたことが、入社の決め手になりました。

現在所属している不動産事業本部開発部企画課は、鉄道に次ぐ第二の柱として位置づけられている不動産事業の戦略を組み立てる部署です。常に数年先を見据えながらの仕事になり、事業本部全体の動きを捉える俯瞰的な視点や考え方が求められると感じますね。また、長期的な開発案件も手がけているので、事業を推進するにあたり他の共同事業者さまと折衝するのも担当業務です。

仕事のやりがい

マーケットは生き物です。そのため、やってみないと正解かどうか分からないことが多々あります。ただ、そうした「仕事の難しさ」は「仕事のやりがい」と紙一重だと思うんです。ある程度、ベースとなる仕事の進め方はありますが、マーケットが生き物である以上は、そこには「考える楽しさ」があります。どうするとよりよくなるか、自分なりの、そしてプロジェクトチームなりの答えを見つけられるように試行錯誤していける点にとてもやりがいを感じます。

また、当社には「どう感じたか、どうしたいか」を自由に発信できる雰囲気があるので、それがすごくありがたいですね。組織や事業が大きくなればなるほど、若手に与えられる裁量は小さくなると考えられがちですが、そういったことはなく、積極的に動ける部署だと思います。

一つひとつの業務に対して「もっとこうすれば良かった」と反省することも多いですが、自分で考えて仕事ができる分、たくさんのことが吸収できますし「失敗してもそれで終わるのではなく、次に生かそう」と前を向くことができます。ひとりの社会人としても着実に成長していける環境だと感じますね。

今後の目標

地元東海エリアをもっと魅力ある街にしていきたいと思っています。この地区は産業・観光を含めて非常に将来性の高いエリアなのですが、東京・大阪に続く三大都市としてのイメージは定着していないのが現状であり、もっと魅力を高め発信していく必要があります。

そのために、まずは市場や世の中のニーズをいかにして掴み、サービスの付加価値を高められるかが重要だと考えています。これは、以前出向していた名鉄不動産での業務に携わる中で学んだことです。これからのキャリアでそれを一つ一つ具体的に実現していくことで、私の生まれ育った地域をより魅力的で豊かな街にすることができると信じています。