名鉄グループの新しい柱になるべく、
新会社の事業を軌道に乗せていく。

堀場 萌美Horiba Megumi

名鉄スマイルプラス 2014年入社 法学部卒

Career Step

Step1
名鉄名古屋駅の駅員と神宮前乗務区車掌業務を約10カ月経験。忘れ物の問い合わせに対する駅と車掌の連携や幼児の乗車対応など、普段知られていない現場の努力を目の当たりにする。
Step2
1年目の後半から名鉄グランドホテルへ出向。レストラン・宴会など、一連の研修と1年間のフロント業務を経て企画宣伝部に。集客イベントを自ら企画し、お客さまをお迎えする喜びを知る。
Step3
鉄道本社に戻り、新会社「名鉄スマイルプラス」の立ち上げメンバーに。事業方針に沿ってサービスの内容を考えるとともに、販促・採用など、これまでにない多くの経験を積むことができ、仕事の楽しさを噛みしめている。

入社動機・仕事内容

鉄道業界を目指したきっかけ。それは、インフラ業界の仕事に就いていた父の影響が大きいかもしれません。地域の人たちを支えているという使命感を抱いて仕事に取り組む父の姿は、私の誇りでした。最終的には、事業の幅広さに惹かれて名古屋鉄道を選択。正直言うと、やりたいことは明確に決まっていませんでしたが、鉄道・レジャー・不動産など、多彩な事業を展開している名古屋鉄道ならさまざまな経験を積めますし、その過程で自分の歩むべき道が見つけられると思ったんです。

名鉄グランドホテルへの出向を終え、名鉄本社にて新規事業の立ち上げに携わり、現在は、2017年の秋に設立された新会社「名鉄スマイルプラス」に出向。この会社は、子育て世代を支援する各種サービスを提供しています。具体的には、学童保育に習い事の要素を付加したアフタースクール事業と、0〜2歳児の乳幼児を預かる小規模保育事業です。私は立ち上げからメンバーに加わり、事業内容の構築から運営方法の検討、スタッフの採用・集客など、事業を軌道に乗せるためのあらゆる仕事に関わらせてもらっています。

仕事のやりがい

名鉄スマイルプラスに出向した私は、そもそも「子育て世代を支援するサービスとは何か」を考えるところから始めました。行政や保育事業者、社内のワーキングママなど多方面から情報を集めて分析した結果、アフタースクール事業と小規模保育事業のサービス内容が決定。「遠慮は無用」という雰囲気の中で、思ったことを上司に伝えながら共に精査していく過程では、私のアイデアが次々に採用され、自分の力が発揮できているという自覚が得られました。

現在は、アフタースクールと小規模保育の本格的なサービス開始に向け、利用者の獲得に奮闘中です。乳幼児や小学生のお子さんを持つ方にサービスの内容をお伝えしていると、「頼れる施設が身近にできてうれしい」という声をいただきます。子育て世代の支援に役立っている実感が得られて、もっと期待に応えたいと、気持ちはとても前向きです。

今後の目標

実は、名鉄スマイルプラスの設立背景には、名鉄グループの主幹事業である鉄道と不動産以外で、新たな収益の柱を打ち立てたいという大きな目的があります。今後この事業で収益を安定的に確保していくことは、グループの成長につながっていくはず。ですから、経営者のような目線で数字とも向き合いながら、仕事に取り組まなければならないと思っています。

私は、いろいろな体験ができると判断して名古屋鉄道を選びました。ホテルに勤め、現在は保育・教育分野に携わっています。これまでに企画・販促・採用などさまざまな業務を経験してきました。その度に頭の切り替えが大変でしたが、常に新鮮さを感じるので、胸を張って「仕事が楽しい」と言えます。今後も未経験の領域に踏み込むことがあっても、臆することなく全力で受け止めていきます。