
名鉄グループの
より良いイメージを構築するため、
間違いのない道筋を描いていく。
平松 大介Hiramatsu Daisuke
グループ統括本部 事業推進部 宣伝担当 課長 1997年入社 法学部卒
- 入社後、鉄道現場と道の駅での研修を計3年経験。その後は本社広報担当に。東海豪雨の際は、夜通しで報道機関からの対応にあたり、公共交通機関の責任の重さを改めて痛感。
- 20代後半は、名鉄お客さまセンターの新設、南知多ビーチランドでの新施設の立ち上げに携わる。その後、国土交通省の外局である観光庁に出向。
- 本社営業部営業推進課にて、鉄道利用促進イベントの企画や企画乗車券の作成を担当。現在の部署に異動してからは、広告・宣伝業務のヘッドを任されている。
入社動機・仕事内容
名古屋鉄道がグループ全体の中で幅広い事業を展開していることを就職活動の過程で知りました。その事実に感銘を受け、この会社なら入社後にさまざまな業務に携わることができると思い、志望したんです。実際にこれまでを振り返ると、名古屋鉄道の現場や南知多ビーチランド、さらには国の観光庁などで仕事をする機会をいただき、多くの経験を積むことができました。
現在は事業推進部に所属。ここは販売促進/IT/インバウンド/宣伝といった4つのセクションから成り立っています。その中で私が務めている宣伝担当は、名鉄グループの豊富なサービスをお客さまにご利用いただくために、各種媒体を使って情報を広めています。
私が日頃の宣伝活動を通じて心がけていること。それは、名鉄グループの持つポテンシャルの高さを沿線地域のみなさんに感じていただき、同時にブランドのイメージアップを図っていくことです。ブランディングというのは、長いスパンをかけて結果を出す仕事です。名鉄グループがめざすブランドイメージの構築に向け、間違いのない道筋を描いていくことが私に求められていると使命だと感じており、部下にも長期的視野を持つことの大切さを伝えています。

仕事のやりがい
宣伝した商品やサービスが狙った通りに受け入れられ、収益増につながれば、これほどうれしいことはありませんね。反響が出れば出るほど、ご利用いただいた方々の良い思い出づくりにも一役買うことができたと感じます。
例えば、2011年6月から名古屋鉄道は、「ココロをつなぐ、あしたへはこぶ。」というコミュニケーションスローガンを策定。それに伴ってさまざまなブランディング戦略を進めてきました。2014年に実施した広報展開では、これまでとは趣向を変え、父と娘の心のつながりを伝えるというストーリーのアニメーションを採用しました。公開後の効果測定では、名鉄グループに対する一般の方々からのイメージが向上。さらに社内からも「自分の仕事が担う責任の大きさを再認識でき、日々の業務の励みになった」とうれしい言葉をいただけたんです。これには達成感を得ると同時に感動すら覚えましたね。社員が自分の仕事に誇りを持ち、会社に愛着を感じられれば、サービスの質も上がります。社内外に良いムードを醸成することができたこの案件は、今後も決して忘れることはありませんし、大きな糧になっています。

今後の目標
宣伝担当への異動に合わせて課長職を担うことになりました。今は、同じ担当に所属するメンバーたちが、それぞれやりたいと思う企画をサポートしながら、正しい方向に向かうようガイドするのが私の役目。メンバー一人ひとりが力を発揮し、商品やサービスのPR、そしてブランド力の向上に寄与できるような体制を整備し続けることが目標のひとつです。
宣伝担当は全社的に見れば小さな組織ですが、ブランディングという会社の将来を左右する大役を任されており、それが仕事するうえでの刺激にもなっています。もちろん、プレッシャーも感じていますが、今の立場を楽しみ、課長職を極めることが当面の目標ですね。
名鉄グループは、東海エリアにおいて確かな信頼と安心感を築き上げることができました。今後は、これまで築き上げたものを守りながら、より良いイメージを構築しなければなりません。その実現にあたって宣伝担当のブランディングは必要不可欠。重責を担っていることを今一度認識して、仕事に邁進していきたいです。