自らの武器となる「法務」の専門性を高め、
中部圏をリードできる経営者を目指す。

Naofumi.B

総務部 法務担当 2015年入社 法学部卒

Career Step

Step1
鉄道現場研修後、貸切バス運営会社「名鉄観光バス」へ出向。経理課に配属され、主に予算作成や管理業務を担当。業務効率化に取り組む中で、現状の課題解決に留まらず、先を見据えた業務推進の重要性を学ぶ。
Step2
グループ事業部へ配属。財務・総務面でのコンサル役としてグループ約20社を担当し、名鉄グループの利益最大化に取り組む。毎月の業績確認、中期経営計画の取りまとめ、投資案件の審査などに従事。グループ会社の組織再編にも取り組んだ。
Step3
総務部法務担当へ配属。法務業務と株式業務を担当。法務業務では各種契約書の作成・審査や、各部署からの法律相談窓口としての役割を担う。株式業務では会社の最高意思決定機関である株主総会の事務局として運営に従事。

入社動機・仕事内容

私は岐阜県の出身で、中部地区という地元が好きでした。そのため就職活動では、当初ものづくりの強い愛知県でメーカーを志望。そんな中、友人に誘われて参加した企業説明会で名古屋鉄道の話を聞き、興味を持ちました。何と言っても惹きつけられたのは、「中部圏の経営者になれる」という言葉です。名古屋鉄道のグループ会社は約120社。将来、それらの会社の経営者になれる可能性があるというメッセージでした。当初は、キャリアビジョンの中で、経営者になるということは意識していませんでしたが、経営者候補という立場で幅広い事業領域において成長できる環境であることに惹かれ入社を決めました。

現在は総務部法務担当として、法務業務を通じて各部署のビジネスをサポートしています。主な業務は、ビジネスにおいて非常に重要な各種契約書の作成・審査です。秘密保持契約から業務委託契約、不動産賃貸借契約など契約書の種類は様々です。当社は、交通事業や不動産事業をはじめ多彩な事業を展開するため、関連する法律も幅広く、日々新たな業務知識の習得に励んでいます。自部署だけでは解決しない問題に対しては、弁護士とのパイプ役も務めます。また、グループ全体のコンプライアンス意識向上の推進役や、株主総会の事務局としての役割も担っています。株主総会は当社の最高意思決定機関にあたるため、株主から信頼と賛同を得られるような運営を心がけています。

仕事のやりがい

法務業務は一人前になるまでに一定の年数が必要と言われている世界です。
私も、各部署からの法務相談を受ける中で、知識や経験不足を実感することも少なくありません。そのような際、頼りになるのは経験豊富な上司や先輩方です。アドバイスをいただきながら一つひとつ課題解決に取り組む中で、確かな成長を実感しています。時には解決が難しい案件を担当することもありますが、困難な問題に立ち向かい、解決に導くことで、相手から「ありがとう」という言葉をいただけたときには、確かなやりがいを感じています。

また、コンプライアンスの啓発活動にもやりがいを感じています。公共交通機関である鉄道事業を中心に様々なサービスを展開する名鉄グループは、それぞれの事業において、大きな社会的責務を担っています。従業員一人ひとりのコンプライアンス意識を向上させることは簡単ではありませんが、情報発信や研修の開催などを継続して行うことで、コンプライアンスの徹底遵守を図り、「名鉄ブランド」の維持に貢献していきたいと考えています。

今後の目標

「法務」という専門性を高め、自らの武器として磨いていくことが当面の目標です。
当社が抱える課題に対して、法務のプロの立場から課題解決・改善に取り組んでいきたいと考えています。そうすることで、各部署やグループ各社をサポートし、名鉄グループの企業価値向上に貢献していきます。

就職活動の際に強く印象を受けた「中部圏の経営者になれる」というメッセージは、今でも深く心に刻まれています。私が目標とする経営者像は多角的な視点に加えて、高い専門性を併せ持った人材です。そのような人材となるために、幅広い事業分野において経営者目線を養いつつ、私の武器である法務の知見を磨き上げ、名鉄グループの成長・発展に寄与していきたいと考えています。