大きな数字と向き合いながら、
グループ各社からの信頼を築きあげる。

木原 絢香Kihara Ayaka

財務部 グループ経理担当 2017年入社 経営学部卒

Career Step

Step1
入社後、約1ヶ月は全新入社員を対象にした研修に参加。グループ会社との合同研修の中で、名鉄グループのつながりや幅広さを実感。また、グループワークを通じて仲間と協力する大切さを知った。
Step2
5月からは鉄道現場での研修。名鉄岐阜駅の改札に立ったり、実際に列車の運転台・車掌台に同乗して乗務員の仕事を間近で見学。社会に対する鉄道事業の影響力の大きさを体験的に学んだ。
Step3
財務部には7月に配属。現在、経理担当として業務の重要性を理解。「新人というポジションに甘えず、自分が何をすべきかを意識しながら積極的に仕事をしたい」と意気揚々。

入社動機・仕事内容

就職活動の軸として設定していた「誰かのために自分の仕事を発信したい」という想いを、この会社なら叶えられるのではないかと感じました。地域に密着しているからこそ、身近な人々の生活を豊かにする手助けが出来るのではないかと感じましたし、就職活動の中で出会う先輩方が皆さんやりがいを持って働いていて、それぞれの役割から地域のことを本気で考えていました。そんな一生懸命かつ温かい風土を感じられたのも決め手のひとつです。最終的には人の魅力が決め手となりましたね。

財務部では、グループ会社の財務諸表や決算書を作成しています。私はグループ経理担当として、グループ会社の書類をもとに、課税所得がいくらあるか、決算内容と間違いがないかなどを慎重にチェック・検討します。決算書は、会社の状況把握や各事業課題の掘り出しを行うことができ、事業方針を決めるうえで極めて重要な資料。この仕事に就いてから、企業活動を続けるためにいかに“お金”が大切かを学びました。

仕事のやりがい

書類作成に不備が生じれば、それは名鉄グループの信用を傷つけることになります。決算書は会社の全体像を表す書類であり、広く公開されるため、「たぶん、大丈夫」という安易な思い込みで処理したことが、会社に大きな損失を与えかねません。求められるのは、「上出来」ではなく「100%の仕事」なんです。もちろん、間違いが起きないようにグループ各社とのコミュニケーションも欠かせません。こまめなやり取りも多いですが、関わった業務で100%の仕事が実践できたときの喜びは本当に大きいですし、次へのモチベーションや向上心につながっています。

先輩方は、資材購入や経営計画の立案に必要な財務諸表・決算書の作成に加えて、これから動かすお金やすでに動いたお金の管理も行います。すべての取引先への支払いを確実に実行するため、取引内容が記載された仕訳帳を各部署から収集して、支払い内容と金額が妥当かどうか確認したり、どういう費用項目で計上するのが適切かを検討しています。こうして仕事に関わるたびに、財務部の真の存在意義や自分の役割も明確になり、視野の広がりを感じていますし、会社をより俯瞰的に見れるようになってきました。

今後の目標

正直、配属されるまで経理の知識は一切ありませんでした。初めは、何をどうすればいいのかという不安でいっぱい。でも、業務を経験するごとに知識が深まっていきました。先輩や上司が支えてくださっていることも心強く、今では「私も早く頼られるようになりたい」と気持ちは人一倍前のめりです。最近は、グループ各社から問い合わせが入ったとき、先輩が不在でも「木原さん教えて」と言っていただけるようになり、財務部の一員としてようやく存在感を示すことができ始めたんじゃないかと思っています。でも、もちろん満足はしていません。まだ質問を保留にしてしまうこともありますので、引き続き知識を身につけることに力を入れたいですね。いつか、「財務のことなら木原に」という評判が広まるような、「財務の窓口」になりたいと思います。

財務部で成長した先の進路についてはまだあまり想像できませんが、培ったスキルを活かせる仕事に関わり、名鉄グループにもっと活気を与えたいです。そして、私の働きぶりを見た方に「一緒に仕事がしたい」と思ってもらえたら幸せだなって思います。