新会社「名鉄バス株式会社」が10月1日から営業開始

2004年9月27日

名古屋鉄道は、将来にわたり安定した自動車事業の運営継続を図るため、本年5月11日(火)に新会社「名鉄バス株式会社」を設立し、この10月1日(金)に新会社への自動車事業部門の営業譲渡を予定していますが、このほど、新会社の経営方針など事業計画骨子がまとまりました。

新会社「名鉄バス(株)」は、乗合バスの輸送人員減に歯止めがかからず、規制緩和等による競争激化が予想される厳しい経営環境化において、柔軟で小回りの効いた施策や、価格競争に耐え得るローコスト化を図るため、以下の経営方針を掲げます。

経営方針

  1. 【お客さま満足】これまでの枠にとらわれず、お客さまのニーズを発想の原点においた事業を展開します。
  2. 【地域貢献】バス事業は地域を主体とした事業であり、真の意味で自治体や地域社会から信頼される事業者へ脱皮します。
  3. 【提案型経営】環境問題や高齢化社会への対応から、高まるバスへのニーズに応えるため、提案型の積極的な営業展開を図ります。

また、新会社が担う事業を1.一般乗合バス事業 2.高速バス事業 3.貸切バス事業 4.契約輸送事業の4事業に分類します。
各事業における今後の事業計画骨子は以下の通りです。

  1. 一般乗合バス事業
    • 路線のランク付けを明確にし、優等路線への積極的な投資
    • 新規路線の開拓
    • 運行管理委託の促進
    • 不採算路線からの撤退
    • 鉄道フィーダー輸送の充実
  2. 高速バス事業
    • 名古屋都心や拠点駅への高速バスネットワーク作りの推進
    • 近距離都市間高速バス網の充実
    • IT化推進などによるサービス向上と販路拡大
  3. 貸切バス事業
    • ハイキングバス、温泉バス、イベント輸送バス等を中心とした貸切
    • 観光貸切はグループバス会社とのネットワーク強化
  4. 契約輸送事業
    • これまで培ったノウハウを活かした提案型セールスを積極的に展開
    • 自治体・企業・学校等への企画案の持込
    • 競争入札への積極的な応札

このほか、サービス改善に向けた取り組みとして、新たに「名鉄バスサービス革命」を展開し、既存接客マニュアルの見直しとともに、接客サービス向上に向けた再教育を実施する。

さらに実効性を確保するため、一般公募によるモニター(約20人)が運転士の接客を調査する「添乗モニター制度」を導入し、接客サービスの向上をはじめ、人事評価制度の評価項目として設定することで自発的なサービス改善を目指します。

また、企業倫理遵守に基づいた健全な事業の遂行とともに、交通事業者として課せられた社会的使命を果たすべく、安全輸送に徹し、旅客に信頼されるサービスの提供を図るため、企業倫理体制の構築に努めます。

なお名鉄バス(株)では、新たに「道と道が交差する」、「人と人が交流する」様子をモチーフとしたもので、優しさとヒューマニティーを大切に歩み続ける企業姿勢を表現した、新たなシンボルマークを定めるとともに、運転士などが着用する制服も、新会社営業開始日の10月1日(金)から紺色を基調とした新制服に一新し、現在の制服をベースにしながら、新会社としての独自性を持たせたものとします。

シンボルマーク

シンボルマーク

制服

制服

また、バス車両のボディーデザインも、従来の赤・白のイメージを残しつつ、新しいシンボルマークのブルーとグリーンをあしらった新デザインとします。

ボディーデザイン(横)

ボディーデザイン(横)

ボディーデザイン(前後)

ボディーデザイン(前後)

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