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催事

 
平成30年4月19日(木)〜平成30年9月18日(火)

一人ひとりの好みや価値観の違いはあっても、花を愛でて美しいと思う心は皆同じかと思います。花の絵は、それぞれの画風や好みなどが端的に現れるジャンルではないでしょうか。
 杉本健吉も生涯にわたって、花を描いてきました。画家として円熟した時代には、画業を代表するジャンル「牡丹」を数多く描きました。牡丹とともに愛犬の「トム」を入れた作品、愛蔵の壷や籠などに生けられた牡丹など、牡丹の絵はとても広がりがあります。
 晩年はより一層自由に、様々な花を様々な描き方で制作しました。花そのものだけを描くのではなく、花を風景の要素として描いた写生も沢山あります。生涯にわたる花の絵は、杉本健吉の画家としてのあゆみを語っていると言えるかもしれません。
 杉本健吉は画家であるとともに、図案家でした。花を図案化した作品も沢山あります。緞帳の図案、出版物の表紙絵、文学作品の挿絵、仏教を象徴する花として蓮を描いたものなど、様々なバリエーションがあります。
 今回の展示は、生涯にわたって花を描いた作品の一部をご紹介します。くつろぎながら、杉本健吉の世界をお楽しみください。

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